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講座日本民俗学 5 生産と消費

小川 直之(編)

小川 直之(編)

定価 4,180 円(本体 3,800 円+税)

A5判/248ページ
刊行日:2023年11月01日
ISBN:978-4-254-53585-3 C3321

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内容紹介

生活の組み立てとその変化を衣食住の分野で見直し,また自然との関係性のなかでさまざまな智恵と技術を生み出し伝承してきた農山漁村での人間として等身大の生産活動を取り上げる。さらに資源や環境という視点が日々の暮らしのなかでも重視されるようになった生産と消費をめぐる現代的な視点も検証して現代の実態を論じる。

編集部から

目次

第1章 総論
 1.1 生産と消費の民俗 〔小川直之〕
  1.1.1 生産と消費の民俗をどう捉えてきたか
  1.1.2 生産活動の規範と生業論
  1.1.3 消費の論理と世相
第2章 衣食住と消費
 2.1 衣の「しきたり」と変容 〔宮本八惠子〕
  2.1.1 衣服のトランスフォーム─点から面、立体へ─
  2.1.2 衣服と着用者
  2.1.3 衣服と社会
  2.1.4 衣服の始末に見る衣生活と暮らしのメリハリ
 2.2 食の「しきたり」と変容 〔関沢まゆみ〕
  2.2.1 民俗学の食習研究
  2.2.2 食習と主婦の役割
  2.2.3 食器と食具
  2.2.4 現代の食生活と民俗伝承
  2.2.5 食の現場研究と学際研究
 2.3 住まいと環境 〔津山正幹〕
  2.3.1 民家と環境
  2.3.2 自然環境と民家
  2.3.3 社会環境と民家
  2.3.4 民家の地域性
第3章 資源活用と技術
 3.1 自然知の伝承 〔小川直之〕
  3.1.1 「自然知」とは
  3.1.2 「自然知の伝承」研究
  3.1.3 「自然知の伝承」内容─資源・認識・対応─
  3.1.4 資源・認識・対応の相関─呟くツユクサと自然暦・雪形を例に─
 3.2 生活領域と資源利用 〔菅 豊〕
  3.2.1 コモンズの悲劇/ The Tragedy of the Commons
  3.2.2 入会──日本のコモンズ
  3.2.3 生活領域としてのムラ
  3.2.4 コモンズとしての川
  3.2.5 長期的に持続するコモンズの条件
  3.2.6 現代社会におけるコモンズ研究の意義
 3.3 耕地利用と農業 〔大楽和正〕
  3.3.1 農耕習俗研究と本節のねらい
  3.3.2 豪雪地帯における耕作法
  3.3.3 変わりゆく棚田
  3.3.4 棚田のくらしを支えたもの
  3.3.5 農産物消費と農業の変化
 3.4 漁場認識と漁撈活動 〔小川直之〕
  3.4.1 漁業民俗へのアプローチ
  3.4.2 『分類漁村語彙』と『漁村民俗誌』の視点と研究領域
  3.4.3 海の信仰と自然環境への適応
  3.4.4 里海の資源とその多様性
  3.4.5 「地海」の漁撈
  3.4.6 漁場とヤマアテの漁
  3.4.7 多岐にわたる研究蓄積
 3.5 山の暮らしと技術 〔赤羽正春〕
  3.5.1 フィールドから
  3.5.2 山が人を養う許容量
  3.5.3 カノ(焼畑)の蕎麦
  3.5.4 人は何を食べて生存の持続を果たしてきたのか
  3.5.5 生存のミニマム
第4章 諸職と流通
 4.1 職人と民俗技術 〔榎 美香〕
  4.1.1 「職人」の捉え方
  4.1.2 柳田國男の職人観~2つの視点~
  4.1.3 職能民研究
  4.1.4 アチック・ミューゼアムの残した成果と諸職研究
  4.1.5 農間稼ぎと民俗技術~職人と農民の連続性~
  4.1.6 職能民研究と民俗技術研究
 4.2 市と交易 〔山本志乃〕
  4.2.1 タビと交易
  4.2.2 市神と町の賑わい
  4.2.3 大市と定期市
  4.2.4 ボテフリとカンカン部隊
  4.2.5 交易と交流
 4.3 商家と商い 〔塚原伸治〕
  4.3.1 商家と商いの民俗学
  4.3.2 買い物をめぐる伝統文化
  4.3.3 伝統的商慣習の意義
  4.3.4 「商家と商いの民俗学」を超えて
 4.4 観光と商品 〔阿南 透〕
  4.4.1 近世の参詣
  4.4.2 行楽
  4.4.3 旅の近代化
  4.4.4 みやげ
  4.4.5 ふるさと観光
  4.4.6 「民俗観光」とどう向き合うか
索引

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